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  • 2018.03.05 Monday
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CONSORTに準拠した論文の形式とは

前回、CONSORTが単なる努力目標ではないと書きました。もともとはRCT(ランダム化比較実験)に対して、どのように報告したら明瞭になるかということから考えられたようですが、現在は、RCTだけでなく、様々な分野の論文に適用されています。

 

 

そもそも、CONSORTに準拠するとはどういうことなのか?

 

 

とうことになりますが、要点は、25個のチェックリスト、それとダイアグラムと呼ばれるチャート図になるかと思います。

 

 

 

 

・25個のチェックリスト

 

 

https://www.google.co.jp/url?sa=t&source=web&rct=j&url=http://www.lifescience.co.jp/yk/jpt_online/consort/list.pdf&ved=0ahUKEwihjNKMq8DZAhVCipQKHX68Aj4QFghLMAQ&usg=AOvVaw0bR0vteeZKfMeo77Q1BR5X

 

 

 

・ダイアグラム

 

 

Japanese CONSORT Flow Diagram.pdf

 

 

 

これらに則って論文を書くことで、読み手は余計なことを考えずに、読むことができるということです。

 

 

 

以下のPDFにて、2016年のものですが、金沢医学大学の元雄良治様が簡潔に説明していらっしゃいます。

 

 

 

■ 臨床試験のABC(供法

 

 

https://www.google.co.jp/url?sa=t&source=web&rct=j&url=http://www.kyorin-pharm.co.jp/prodinfo/useful/doctorsalon/upload_docs/160660-2-54.pdf&ved=2ahUKEwjGtPn8y77ZAhWDxbwKHYvADbo4FBAWMAF6BAgHEAE&usg=AOvVaw1Av0Msy7rfwpOAg32xx8L1

 

 

 

CONSORTに準拠しているかどうかは、

 

 

要は、論文を見れば分かるということです。

 

 

 

反対に、CONSORTを知らない人は、論文がCONSORTに準拠しているか分からない、ということになりますが・・・

 

 

 

以下のサイトは、日本化薬株式会社様のものですが、(おそらく2010の前のCONSORTについて書かれたもの)こちらも簡潔に書かれていますので、CONSORTについて知りたい方はご参考に。

 

 

 

■ 診断薬.NET

 

株式会社サンテックの足立堅一様が、書いている内容です。

 

 

 

 

https://www.shindanyaku.net/statistics/vol_25/02-1_1.php

 

 

 

https://www.shindanyaku.net/statistics/vol_25/03-1_2.php

 

 

 

 


CONSORTは単なる努力目標ではありません

CONSORTについて数回に渡って触れてみたいと思います。

 

 

以前から書いていますが、論文があれば正しいということはなく、結果的にはその論文がどう評価されたかということが重要です。

 

 

では、論文はどうやって書くのか?

 

大学生でも卒論を書く訳ですから、ある程度の自由さがありますが、それが故に、分かりづらかったりする論文も沢山あるワケですが、もっとも問題なのは、偽造や偽装ですよね?

 

 

なので、CONSORTというガイドラインを作成し、皆さん、分かりやすく、正しく評価できる論文作成にしましょう!ということですが、絶対的にガイドラインどおりにしなさいということはありません。

 

 

しかしながら、CONSORTに準拠することを条件に論文の投稿を許可している医学雑誌もあります。例えば、世界五大医学雑誌のJAMAでは、CONSORT2010の前のCONSORTの段階で、投稿の条件にCONSORTに準拠するようにしています。

 

また、日本でも例えばJAMSではCONSORTを条件にしていますし、日本医学会のガイドラインでもCONSORTへの遵守を呼び掛けており、各団体が論文のミスリーディングの防止に努めています。

 

 

また、株式会社オルトメディコ様のサイトでは、以下のように書いています。

 

 

 

http://www.orthomedico.jp/consort.html

 

 

 

(引用)

 

 

あなたは、試験結果をどのように公表しようと考えていますか?
もし、国際誌に論文として投稿しようと考えているなら、最低限CONSORTに対応しなければなりません。
もともとは医学・薬学の領域で作成されたCONSORTですが、最近では栄養学や食品機能性の領域の国際誌でも
掲載されるための必要条件とされるようになりました。
国際誌に掲載されるということは、その論文や研究の質を掲載された雑誌が保証するということです。
国際的に名の知れた雑誌に掲載されることは、「自分たちがきちんと研究をしている」ことをアピールするためのとても有力な手段と言えるでしょう。

 

 

(引用終わり)

 

 

 

さて、もう1度、CONSORT2010声明の内容について参考資料として公開しているPDFを見てみます。

 

 

(以下のURLで見るにはPDFでダウンロードが必要です)

 

 

 

https://www.google.co.jp/url?sa=t&source=web&rct=j&url=http://www.consort-statement.org/Media/Default/Downloads/Translations/Japanese_jp/Japanese%2520CONSORT%2520Statement.pdf&ved=2ahUKEwjLrafG3LnZAhXCbbwKHRepDwIQFjAAegQICBAB&usg=AOvVaw1kO-g6CzeBMj0d5jjdCb6Y

 

 

 

 

そこには、

 

 

 

(引用)


CONSORTは,報告の完全性,明快性,透明性を奨励するものであるが,これらは実際の試験デザインと試験実施を反映するものである。

しかし,報告ガイドラインの欠点として,著者が実際に行ったことよりも,ガイドラインで提示された情報を作って(fictitiously)報告してしまうという可能性がある。

 

(引用終わり)

 

 

論文は、著者が実際に行ったものを書くものということが分かります。

 

しかし、ガイドラインに引っ張られすぎると、本来の目的を達成できない可能性があると書いています。

 

 

 

では、目的とは何でしょうか?

 

 

 

少し読み進めていきます。

 

 

 

 

 

(引用)


CONSORT 2010声明は,RCTの計画と実施についての推奨を含んでいない。各チェックリスト項目は,著者がどのように何をしたかについての明確な発表を導き出すものであり,著者がどのように何をすべきであるかという判断については含んでいない。

したがって,CONSORT 2010は試験の質を評価するための道具であることは目指していないし,チェックリストを「質スコア」(qualityscore)を構築するために使用することは適切ではない。

 

(引用終わり)

 

 

 

と書いています。

 

 

 

これを、CONSORTは努力目標的な声明であると解釈することは間違っています。

 

この先を読み進めると分かるのですが、これは、俺のように日々顧客に提案書を書いているような仕事に携わる方なら分かると思います。

 

 

 

例えば、サイドビジネスを始めたいと考えたとします。

 

始めるには、ある資格が必要です。

 

 

では、資格取得は、目的でしょうか?手段でしょうか?

 

 

手段ですよね?

 

 

取得してサイドビジネスを始めることで、(例えば)収入を増やすことが目的です。

 

 

 

これをCONSORTに当てはめると、CONSORTの目的は、論文の公正さを向上させることで、CONSORTに準拠することは手段です。

 

 

そして、CONSORTに則った論文を作成する事で、結果的に論文の質が向上するということです。

 

 

CONSORTの質の向上を目的とすると、ガイドラインを遵守しただけの論文ができてしまうという懸念があると指摘しているワケです。

 

 

 

では、先に進みます。

 

 

 

(引用)

 

 


とはいっても,研究者が試験を開始する際には,最終的な出版のことについても心に留めておいたほうがよい。

報告が不十分であるということは,故意にせよ過失にせよ,著者はその研究の弱い点について吟味(scrutinize)することから免れてしまう。

 

しかし,CONSORTが雑誌と編集グループに広く採用されることで,多くの著者は研究のすべての重要な点について明快に報告しなくてはならなくなる。

その結果として行われる精査により,十分に実施された試験は報われることとなり,不十分な試験にはペナルティが課される。

よって研究者は,試験を開始する前にCONSORT 2010報告ガイドラインを理解し,さらなるインセンティブとして,厳格な基準に従って試験の計画と実施を行う必要がある。

 

 

(引用終わり)

 

 

 

いかがでしょうか?

 

 

CONSORTに否定的ではありませんし、むしろ、CONSORTの内容を念頭に入れましょうね?

と書いています。

 

 

 

 

CONSORTは単なる努力目標のようなものではないのです。

 

 

国際的な権威のある論文で評価を受けたいなら、最低限準拠することは重要なことです。

 

 

 

先日書いた、低出力レーザーのRCT(ランダム化比較実験)の評価を行った際に使われた論文に対する懸念を示したものでは、

 

 

 

5つのRCTの論文は、CONSORTに則っていないと記しています。

 

 

 

CONSORTに準拠することは重要だとされているのに、何故敢えてCONSORTに則っていない論文を作成したのか?

 

 

という見方もできるということです。

 

 

 

 

 

因みに、個人的に気になったのは、低出力レーザーの効果を評価する際に、5つのRCTが特定の(1つの)団体に依頼しているという点です。

 

 

″ 低出力レーザ―の5つすべてのRCTが特定の、つまりは、オックフォードのCenter of Evidence-Based Medicineが作成したcritical appraisal (慎重な解析的評価に基づく評価)に基ずくチェックリストでのRCTの結果である ”

 

 

という点ですね。

 

 

 

 

 

 

 


日本皮膚科学会の脱毛症診療ガイドライン2017に対する評価

JUGEMテーマ:健康

 

 

匿名さんからコメントでいただきましたが、日本皮膚科学会の脱毛症診療ガイドライン2017で、レーザー育毛(低出力レーザー)が推奨度Bに選ばれたということです。

 

 

 

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

 

 

 

 

脱毛症診療ガイドライン作成委員会のメンバーには、

 

眞鍋 求、坪井良治、板見 智、長田真一、天羽康之、伊藤泰介、乾 重樹、植木理恵、大山 学、倉田荘太郎、 幸野 健、 齊藤典充、佐藤明男、 下村 裕、中村元信、 成澤 寛、 山㟢正視という方々で構成されているようで、坪井氏、板見氏、大山氏、佐藤氏というお名前はご存知の方もいるのではないでしょうか?

 

 

 

さて、レーザー育毛(以下、低出力レーザー)がBランクに選ばれたということで、効果が認められたという評価をしても良いかも知れませんが、個人的な評価を書きたいと思います。

 

 

 

まず、評価した根拠となる論文については、前回書いたように、CONSORTに則っていない論文である可能性があります。

 

 

低出力レーザーに対する論文は数が少ないので、今回の評価は4つの論文に対して行われたということですので、前回記事にした低出力レーザーの論文に対する懸念を記した論文も、4つの論文に対して行われたものですので、ほぼ一致していると見て良いかと思います。

 

 

 

とにかく、低出力レーザーの効果についての論文は、フィナステリドやミノキシジルに対する論文と比較しても少なすぎるため、評価、というには早いのかなあと思います。

 

 

というのも、ある製品対する評価は、大規模かつ長期間に渡って行うものであるというのが通常の考えだと思うからです。

 

論文は26週間ということですので、短すぎると考えます。

 

 

管理人は、どうしても低出力レーザーの効果を認めたくないのでは?という方もいるかも知れません。

 

 

確かに、個人的な意見は、それほど効果が高いとは考えておりません。

しかし、それは何度か書いていますが、フィナステリドもミノキシジルも万人に効くものではありませんから、そういう意味で、低出力レーザーも万人に効果があるものではないのが実際だと考えています

 

 

 

今回のガイドラインを、何のバイアスもかけずに見ても、推奨レベルは、服用フィナステリド、デュタステリド、外用ミノキシジルがAランクであり、低出力レーザーはそれ以下ということになります。

 

 

それに、同じBランクには、アデノシンがあり、低出力レーザーはアデノシンと同レベルということになります。

 

 

アデノシンがどれほどの効果があるのかは、薄毛対策歴の長い方ならご存知かと思います。

 

 

どう捉えるかは個人個人が考えるべきですが、俺だけではなく薄毛仲間たちのこれまでをみても、ガイドラインどおり、低出力レーザーよりも、フィナステリドやミノキシジル(ただし高濃度)の方が、効果が出ています。

 

 

 

低出力レーザーに効果がないとは言いません。アフィリエイト戦略で拡販しているような育毛剤よりはマシかも知れませんし、人によっては、フィナステリドやミノキシジルよりも効果が出るかも知れません。

 

 

ただ、フィナステリドやミノキシジル(ただし高濃度)を超えるモノかというと、どうしても、そのようには思えません。

 

 

 

これについては、いずれ本当の意味の評価が出るでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Low level laser therapy(LLLT、低レベルレーザー)育毛 臨床方法へのマイナス意見(論文)

前回、前々回と低出力レーザー育毛器について書きました。

 

 

レーザー育毛について、個人的にはそれほど効果的とは思えませんが、全く効果がないとは断言できません。

 

 

先日書いたように、Pubmedなどで論文を検索すると、効果を示したという論文もあるワケです。

 

 

もっとも論文があれば必ずそれが正しい、あるいは信憑性が高いというワケでは有りません。

 

 

横井氏が論文を示して、このような良い効果を示す研究や結論があるというのは分かりますが、公平に論じるためにも、ある論文を紹介します。

 

 

 

以下の論文では、低レベルレーザー(LLLT)での育毛に対する「エビデンスに対して」、苦言めいたことが記されています。

 

 

 

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26690359

 

 

 

 

(引用)

 

最近、低レベルレーザー療法(LLLT)が毛髪成長を刺激するかどうか評価された。

ここでは、LLLT効果に関する現行のエビデンスを、エビデンスに基づいたアプローチでレビューし、無作為化対照研究を批判的に評価することに重点を置いて検討した。

脱毛(雄パターン脱毛(MPHL)、女性パターン脱毛(FPHL)、脱毛症(AA)、および化学療法誘発性脱毛症(CIA)を呈する個体において、LLLTが発毛に有効であるかどうかを調べるために、脱毛症、脱毛症、育毛、低レベルレーザー治療、低レベル光療法、低エネルギーレーザー照射、および光生物調節のキーワードを使用して、PubMed、Google Scholar、Medline、Embase、およびCochrane Databaseを含むいくつかのデータベースを検索した。

 

検索から、2つのインビトロ、7つの動物、および12の臨床研究を含む21の関連する研究がこのレビューで要約された。

 

臨床試験では、無作為化比較試験(RCT)が5つしかなく、男性および女性の脱毛に対するLLLT効果を評価した。

 

 RCTは、OxfordのEvidence-Based Medicineのセンターが作成したTherapy Articles WorksheetのCritical Appraisalに基づいて、作成されたチェックリストを使用して批判的に評価されました。

 

 

結果は、実施された全てのRCTが中程度から高品質の証拠を有することを示した。

しかし、5つの研究のうち1つだけが意思決定の分析を行い、別の研究では無作為化の方法とその後の割り当ての隠蔽方法が明らかになった。

 

 

他のすべての研究では、報告書にこの重要な情報は含まれていませんでした。

これらの研究のいずれも、治療に必要な数などの因子の治療効果を報告していない。

 

 

本発明者らは、脱毛症におけるLLLTの効果に関するすべての利用可能な証拠についてのこの概説に基づいて、FDAでクリアされたLLLTデバイスは、標準治療に応答しなかったか、または標準治療に耐性のないMPHLおよびFPHL患者において、 LLLTの将来の無作為化比較試験は、分析と比較を容易にするために、Consolidated Reporting Trials(CONSORT)の声明に従って実施され、報告されることが強く推奨されている。

 

(引用終わり)

 

 

 

Google翻訳を使ったため、いささか読みづらさや、無理やり訳した感はありますが、無作為化比較実験、いわゆるランダム化比較実験に対するもので、医薬品においては皆さんもよく目にする方法です。

 

 

 

偽薬と対象薬を投与した対照群で比較するというアレのことです。

 

 

 

この論文ではランダム化比較実験を行っているのは、検索にかかった21の論文の中の5つしかないこと、さらに、そのランダム化比較実験そのものについて、いかがなものか?というようなことを書いています。

 

 

 

この論文では、低レベルレーザーが本当に効果的かをエビデンスとして評価するためには、

 

 

「 LLLTの将来の無作為化比較試験は、分析と比較を容易にするために、Consolidated Reporting Trials(CONSORT)の声明に従って実施され、報告されることが強く推奨されている」

 

 

としています。

 

 

 

 

Consolidated Reporting Trials(CONSORT)とは、RCT(ランダム化比較実験)についてのガイドラインであり、「CONSORT 2010声明 ランダム化並行群間比較試験報告のための最新版ガイドライン」では、以下のように書かれています。

 

 

 

(引用)

 

ランダム化比較試験(randomized controlled trial:RCT)は適切に計画され、実施され、報告されたときには、ヘルスケアの介入の評価におけるゴールド・スタンダードである。しかし、方法論的な厳格性を欠いた場合、RCTはバイアスの入った結果を生み出すことになる。

臨床試験を適切に評価するためには、発表された報告の読者は、その方法論と知見についての、完全(complete),明快(clear),透明性の高い(transparent)情報を必要とする。

残念ながら、多くの臨床試験報告の著者は、それらの重要な情報について明確(lucid)に完全に記述することを怠るため、試験を適切に評価しようという試みは失敗することになる。

 

 

(引用終わり)

 

 

 

 

単純にランダム化比較実験を行えば良いということではなく、その理由は、ランダム化比較実験を行ったとしているものでも、厳格性を欠いているものが散見されていたという現実があったワケです。

 

 

 

ご存知のように、論文に出された内容は査読という行為によって評価を行うワケですが、厳格性を欠いていると、査読がしづらく、適切な評価がしにくいので、CONSORTというガイドラインができたワケです。

 

 

 

 

先に挙げた論文では、低レベルレーザーの無作為化比較実験のうち4つは適切なランダム化比較実験を行っていないようなことを書いています。

 

 

つまりは、Considerated Reporting Trials(CONSORT)に則った方法で実施したものではないということだと考えます。

 

 

 

 

横井氏はブログで、

 

(低レベルレーザーは)「当然、ミノキシジル(塗布用)やフィナステリドと同様に低出力レーザーはダブルブラインドテスト(二重盲検・臨床試験)の元、510Kを取得しています。」

 

と書いています。

 

 

 

確かに、ダブルブラインドテストも行っており、ちまたにあふれる訳のわからない育毛剤よりも効果は期待できると思います。

 

 

 

しかし、一方では、レーザー育毛が効果を示す根拠として、メタアナリシスを挙げています。

 

 

 

Wikipediaによると、

 

 

 

メタアナリシス(meta-analysis)とは、複数の研究の結果を統合し、より高い見地から分析すること、またはそのための手法や統計解析のことである。 メタ分析、メタ解析とも言う。 ランダム化比較試験(RCT)のメタアナリシスは、根拠に基づく医療において、最も質の高い根拠とされる。

 

 

と、あります。

 

 

 

レーザー育毛に対するメタアナリシスについては、上記に挙げた、CONSORTに則っていない論文を元に評価した可能性があります。

 

 

 

レーザー育毛に限らず、公正で厳格な評価を望みたいところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


横井氏への疑問とレーザー育毛は果たしてどうなのか?という件 続き

ご理解頂きたいのは、ミノキシジルでもフィナステリドでもレーザー育毛でも成長因子でも、誰にでも効果があるワケではないですし、もっと言えば、どれも薄毛の悩みから解放できるほどの圧倒的な効果があるというものでもありません。

 

 

使って効果があればラッキーというものです。

 

 

それほど、薄毛改善というものは難しく、だから、植毛があり、毛髪再生培養なんてことを研究しているワケです。

 

 

 

さて、前回全く書けなかったレーザー育毛についてですが、NCBIでもPubmedにでも掲載されている論文を見ても、効果的というものがあったり、如何なものか的なものがあったりで結論は出ません。

 

 

 

今やレーザー育毛器と言えば横井氏であり、彼はノーリスクで効果的とブログなどで喧伝しているワケですが、効果的と語る理由はどこにあるのか?

 

 

NCBIやPubmedで調べれば、効果的と書いている論文もありますが、疑問を呈するものもあるワケです。

 

 

では、そもそも、レーザー育毛器がFDAで承認されたというのは事実でしょうか?

 

 

確かに承認されていますが、それは510kと言われている承認を得たということです。

 

 

医療機器というのは、日本ではクラス1から4に分類されています。

簡単に言えば、何か問題があった際に、数字が大きいほど人体に影響がある可能性があるということになります。

 

 

例えば、ペースメーカーは、クラス4に分類されています。その他には冠動脈ステント、吸収性縫合糸、人工乳房、中心静脈用カテーテルなどが該当します。

 

 

 

一方で、クラス1や2の製品は、人体に影響が軽微、あるいは生命の危機や重大な機能障害に結びつく可能性が低いということになります。

 

 

 

当然ながら、人体に影響のある可能性が高い製品(群)は、承認を得るプロセスが厳しくなっています。

 

 

 

FDAにどのような承認プロセスがあるのかというと、510kとPMAになります。

 

FDAではクラス分類は3つで、リスクの高い製品(群)については、PMAの承認を得なくてはなりません。

 

 

では、レーザー育毛器で初めてFDAの承認を得た企業の製品である、レキシントン社のヘアマックスレーザーコムはどうなのでしょうか?

 

 

承認を得たのは、510kのみです。

 

 

PMAは?ということになりますが、ヘアマックスレーザーコムはクラス2に該当するようですので、PMAの承認を得る義務はありません。

 

 

この点については、横井氏のブログにも書かれています。

 

 

 

https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-12315305496.html

 

 

 

510kの要件には「実質的同等(SE)」というものがあります。

 

 

これは、新しいまたは変更された医療機器は以下に該当すれば先発機器と実質的に同等とするというものです。

 


・使用目的が同じである


・技術的特性が同じまたは技術的特性は異なるけど、安全性と有効性の新しい問題が

 出てこない
 

 

というものです。

 

 

ヘアーマックスは実質的同等という要件を満たし、改良後の製品についても、510kの承認を得ています。

 

 

https://www.accessdata.fda.gov/scriptscdrh/cfdocs/cfpmn/pmn.cfm?id=K060305

 

 

 

上記では、安全性と有効性についても認められたと記されています。

 

 

 

ただ、この有効性というのが難しいところで、分析的有効性と臨床的有効性があり、ヘアーマックスは510kの要件を満たしているだけなので、PMAに求められる臨床的有効性までは示していないということになるのだと思います。

 

 

 

否定派はPMAに求められる臨床的有効性を満たしていないとし、肯定派は臨床的有効性まで義務づけられていないということですが、皆さんはどうお考えでしょうか?

 

 

 

個人的には、レーザー育毛器の効果は、ミノキシジル、フィナステリドの他では期待できるモノだとは思いますが、横井氏がガンガン推奨ほどの効果があるかというと、それほどではないと思います。

 

 

実際、薄毛仲間にも使った人はいますが、効果は出なかったということです。

私も譲ってもらったヘアープロは効果はありませんでした。

 

 

 

 

もっとも、じゃあ、ミノキシジルやフィナステリドが絶大かというとそうでもなく、問題は、「絶大でもないものを絶大のように宣伝すること」であり、まして、商売として行う場合には、「使っても効果がないことも多々あることを示すようにするべき」ということです。

 

 

 

ちなみに、ヘアーマックスだろうと、Theradomeだろうと、Capillusだろうと、レーザーの波長が同じであるのなら、どれを使っても同じと思われます。

 

 

TheradomeもCapillusも、先に挙げた実質的同等ということで510kを取得しているのなら、独自性はなく、手で照射するか、ヘルメットを被るかと、照射する箇所の数が多いか少ないかの違いです。

 

 

こういった製品は効果が期待できる波長が出力できれば、後発品はもっと出てくるかもしれません。(要は装置さえ入手できればどこの企業でも作れる)

 

 

なぜヘアーマックスで効果的と書いてきたのにCapillusをここまで推奨するのか?

 

Capillusの方が高いのは40万以上しますし、後発なのでバックマージンが高いからということなのかもしれませんが、決して効果は絶大ではないですし、安い買い物ではないと思うので慎重に検討しましょう。

 

 

 

現在、波長の異なるレーザーの効果についても研究されており、論文も出ています。

 

もしかしたら、より効果的な製品が出てくる可能性はありますので、本当に多くの人が改善する製品の出現に期待したいところです。

 

 

 

 

 

 

 

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横井氏への疑問とレーザー育毛は果たしてどうなのか?という件

薄毛に関して最近は調べる時間が無いので知りませんでしたが、Capillusというレーザー育毛器があるらしいですね。

 

 

 

販売しているのはどこかとみてみると、やはり例の横井氏ですね。

 

 

横井氏のことを悪く書くつもりはありませんが、疑問は解消されていないので、書いておきます。

 

 

 

 

横井氏がかなり前からレーザー育毛器を推奨していることは事実で、過去にはヘアープロ、ヘアーマックス、Theradomeときて、今回のCapillusということになります。

 

 

ただ、ヘアープロ時代には既にヘアーマックスは存在しており、ヘアーマックスではなくあえて何故ヘアープロを推奨していたのか、そして、何故ヘアーマックスではなくTheradomeなのか、そして今何故Capillusなのかについて言及はありません。

 

 

過去には、FDAに承認されていないi-growというヘルメット型のレーザー育毛器が出た際には、

 

 

 

「レーザーのような直進性の高いレーザーの場合、igrowのように固定した状態ですとレーザーが照射する部分と照射されない部分が生じます」

 

 

と、ブログの以下の記事に書いており、暗にヘルメット型ではダメで、ヘアーマックスのように手動で照射しないと効果的でないようなことを書いていますが、Theradomeが出た瞬間手のひらを返してしまいます。

 

 

https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-11584228229.html

 

 

上記のようなことを書くのであれば、i-growでは照射が甘く、Theradomeは問題がないという根拠を書かなくてはなりません。

(単に照射の数が違うという根拠するならば、i-growの時に照射数が少ないからと書くべきですね)

 

 

このように横井氏の記述にはかなり矛盾した内容もあり、それは高濃度ミノキシジルでも見られます。

 

 

現在否定している高濃度ミノキシジルに関しては、ザンドロックスという15、16%の高濃度ミノキシジルを横井氏はかなりの期間販売しており、当然、ザンドロックスも5%以上の15%、16%のものはFDAの承認は得られておりません。(注)

 

 

 

ブログなどによくFDAが・・・と書いていますが、FDAの承認を得ていないザンドロックスも長い間販売していたのは事実であり、しかし、現在は高濃度ミノキシジルはFDAの承認を得ていないと否定的なことを書いているんですよね。

 

 

 

一貫しているのは、服用タイプのフィナステリドとミノキシジルタブレットは使うべきではないと言っていたところですが、以前はフィナステリド自体を否定していたワケではありません。

 

 

事実、液状型フィナステリド(おそらくジェンヘアーのものかと思われるが、BBSでジェンヘアーのですか?と聞かれて違うと答えていたのでよくわかりません。ただ、液状型のフィナステリドはジェンヘアーのしかなかったハズですが・・・)なるものを取り扱ってきた経緯があります。

 

 

何故、服用タイプのフィナステリドを使うべきではないと言っていたのか?

 

 

液状型フィナステリドの取り扱いを始めた際には、既にアメリカでポストフィナステリド症候群(PFS)の前触れのようなことがあったからだと書いていますが、それ以前も服用タイプのフィナステリドを服用している人には、フィナステリドは止めた方が良いと言っておりました。

 

 

http://kaminonayami.net/blog/2011/04/post_485.php

 

 

 

理由はブログにも書いていましたが、服用タイプのフィナステリドは全身に拡散されるのでNGで、塗布タイプならば、毛穴を通じて必要な箇所へ運ばれるから、ということです。

 

 

重要なのは、海外でフィナステリドに対して色々言われて始めた時期においても、液状型フィナステリドはOKであると考えていたということです。

 

 

 

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ミノキシジルがコラーゲン合成を阻害するという件 ※追記あり

全く更新できずすいません。

 

ブログの内容には関係ないので詳しくは書きませんが、仕事がかなりハードでして、ブログは正直後回しという状態です。

 

まあ、毛髪再生のようなモノが完成しない限り、対策はミノキとフィナがスタンダードであることは間違いなく、あまり役立つような記事はないというのもありますけどね。

 

 

9月に久しぶりに匿名さんからコメントをいただいておりました。

 

 

ずっと書かなくてはと思いながら、今の今まで書けていませんでした。

 

匿名さん、申し訳ありません。

 

 

 

さて、匿名さんからいただいていた内容は、ミノキシジルの効果の中に、

 

「コラーゲンの合成阻害」というのがあるけど、コラーゲンの合成を阻害するというのはマイナスに働くのではないか?

というようなニュアンスでした。

 

 

コラーゲンは真皮や骨などの主成分ということは知られており、また、真皮に影響があることから、髪にとっても良いと書かれていることがあります。

 

 

実際、俺もアミノコラーゲンを摂取していた時期があります。

 

 

ただ、コラーゲンを摂取することで発毛するという根拠はなく、年々少なくなったり、何らかの原因で少なくなったりした場合に、摂取することで毛髪が太くなる(育毛)効果があるかも知れないという程度です。

 

 

いやいや、コラーゲンの減少は、影響するでしょという方の中には、17型コラーゲンの件を主張するかもしれません。

 

 

しかし、17型コラーゲンの減少は「加齢性」の白髪や脱毛に影響するということで、

 

 

https://www.aderans.co.jp/corporate/rd/case/hair_restoration18.html

 

 

 

上記を読むと分かると思います。

 

 

 

加齢によって、ほとんどの人は若い頃よりも薄くなります。

 

 

17型コラーゲンを補う方法が見つかれば、良いニュースであることは間違いありませんが、今のところ対策はありません。

 

 

ですので、一般的なコラーゲンの話と分けて考えるべきと思います。

 

 

※追記

もっとも、我々は確実に年をとるので、加齢による脱毛への対策も考える必要はあります。しかし、上記のように、17型コラーゲンが加齢での白髪や脱毛の原因とするならば、17型コラーゲンを外部から補うことができない以上、どうすることもできないということになります。

もちろん、17型コラーゲンだけが加齢による白髪や脱毛の原因ではない可能性はあり、今後の研究次第かと思います。

 

 

 

 

前置きが長くなりましたが、ミノキシジルの効果、つまり、ミノキシジルを使うと、なぜ発毛するのかについておさらいします。

 

 

輸入代行などのミノキシジルのページには、血管拡張、血管新生、カリウム開口チャネルの開放などが書かれていますが、確かに、コラーゲン合成阻害というのがあります。

 

 

これだけ異質といいますか、それってマイナスなのではないか?と感じるのではないかと思います。

 

 

では、本当にそのようなことがあるのか?ということで、論文をご覧頂ければと思います。

 

 

 

https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/119/3/119_3_167/_article/-char/ja/

 

 

確かに書いてありますが、よくわかりません。

 

 

論文自体にも不明だと書かれており、もちろん、俺にもわかりません。

 

 

 

 

匿名さんが心配されていたのは、コラーゲンは育毛に関わっていたり、不足することで肌が老化するのではないかということですが、ミノキシジルが発毛と育毛に寄与するという事実はあるワケで、育毛(髪を太くするというもので、発毛ではない)にマイナスということはないと思います。

 

 

肌の老化については、塗布するのが頭皮であっても血流に乗って全身に成分が巡る可能性はあり、ゼロとは言えないかもしれません。

 

 

ただ、そのリスクは数値化できないので、どう捉えるべきかも個人的にはわかりません。

 

 

 

少なくとも、肌の老化と毛髪の減少を比べると、個人的には毛髪が減少することの方が嫌ということになります。

 

 

 

※発毛と育毛については、ゴチャゴチャに捉える傾向がありますが、当ブログでは発毛は生えなくなった箇所から毛髪が生えること、育毛は細くなってしまった毛髪が太くなることという意味で書いています。

 

 

 


制御系T細胞が発毛に関わっているかも知れないというニュース

久々の更新です。

 

全くといって良いほどブログにさく時間がなく、アクセスして頂いている方々にはホント申し訳ないです。

 

 

禿ですさんからコメントいただいたので、奮起して書いています。

 

 

まずは引用です。

 

再生医療TODAYさんから引用します。

 

 

(引用)

 

 

 

免疫細胞の異常が脱毛に寄与している可能性が、新たな研究で示唆された。マウスを用いた実験で、炎症を制御する免疫細胞の一種である制御性T細胞(Treg)が、幹細胞による発毛の促進に欠かせないことが明らかになった。

米カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)の研究チームは、Tregを欠損させると幹細胞が毛包を再生できなくなることを突き止めた。研究チームの一員で同大学助教授のMichael Rosenblum氏は「毛包は絶えず再生している。毛髪が抜け落ちると、毛包全体が再度成長する必要がある。このプロセスは幹細胞のみに依存すると考えられてきたが、Tregも重要な役割を担っていることが分かった。Tregをノックアウトすると毛髪は育たない」と説明している。

また、同氏は「今回の研究結果から、Tregの欠損は自己免疫疾患である円形脱毛症だけでなく、男性型脱毛症をはじめとする他の脱毛症の要因にもなる可能性が示唆された」と指摘。動物を用いた研究結果はヒトでは同じ結果が得られないことも多いが、発毛におけるTregの役割について解明が進めば、ヒトの脱毛治療の向上につながる可能性もあるという。

さらに今回の研究結果は、免疫細胞がこれまで考えられていたよりも重要な役割を担っていることを裏づけるものでもある。Rosenblum氏は、「毛包幹細胞は損傷した皮膚の再生にも関与していることから、今後、創傷の修復におけるTregの役割についても検討する予定である。免疫細胞は組織内で感染症と闘うのに対し、幹細胞は損傷した組織を再生させる役割を担うと考えられてきたが、今回の研究結果から、幹細胞と免疫細胞は相互に作用して再生を可能にしていることが分かった」と述べている。(HealthDay News 2017年5月25日)

【医療NEWS QLifePro】

◆詳細URL: http://www.qlifepro.com/news/20170608/regulatory-t-cells-promote-hair-growth.html

 

 

 

 

(引用終わり)

 

 

毛髪の再生(生える過程)では、当然、幹細胞が必要です。

 

 

幹細胞は万能性があるので、毛包幹細胞としての役割だけでなく、皮膚の再生にも使われたりします。

 

バルジ領域にある幹細胞は毛乳頭からの指令によって移動、分化して、やがては毛髪になり成長していくワケですが、その過程に制御系T細胞(Treg)が関わっているかも知れないということです。

 

 

専門知識がないので全容は分かりませんが、毛髪が再び成長期に移行していく過程においては幹細胞だけが健全に移動、分化すれば良いということではなく、制御系T細胞が関わっていて、制御系T細胞が欠損あるいは何らかの問題でうまく作用しない場合には、毛髪は育たないという可能性があるというニュースです。

 

 

制御系T細胞の分化誘導には、あのTGFーβや、IL(インターロイキン)4や10が関わっているようで、TGFーβは毛髪の成長サイクルにおけるある過程では重要な働きをしている可能性があるのかもしれません。

 

 

 

また、毛髪の生長に関する新たな疑問が生まれました。

 

 

非常に複雑なメカニズムなワケですね……

 

 

 

 

 

 

 


アイドラッグストアは鑑定書がある

気にとめていなかったんですが、目に入りました。

 

 

そろそろポラリスを注文しようかと思っていて、いつもは数量入れて、はい注文という感じなんですが、たまにはページの下の方も見てみようかと。

 

そしたら、「鑑定書」というところがあり、開くと成分の鑑定結果を見ることが出来ました。

 

他のもあるのかな?と思ってフィンペシアも見てみましたがありましたので、気になる方はご覧下さい。

 

 

 

 

 


現状報告(20170404)

先々月の悪化状況から先月の好転への報告でしたが、さらに改善してきました。

 

先々月はこれ以上悪化したらどうしようと思っていましたが、本当にホッとしております。

 

 

ここまで戻れば、経験上、FGF-7は週に4、5回にできます。

 

 


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